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恋した道化師ノ行方

独り言と落書きを気の向くままに更新。近頃絶賛更新停滞中。

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初代スタスクネタの断片。
オチ放置注意。
正直にいえばゴミです。
それでも読んで下さるという方は追記よりどうぞ。
今にも滑り落ちてきそうなほど細く欠けた月が雲のない夜空高くに浮いていた。
秋へと差し掛かった雨上がりの夜の気温は想像していたより低い。
冷えた空気の中で、月は一段と冷たく光を反射していた。
ユメは月を頭上に見送り、自分の腕を抱く。
もうそろそろ、帰ろうかと。

遊歩していたサイバトロン基地周辺の岩場から抜け出たところ、
ガン、と何かにぶち当たった。

派手にぶつかった衝撃で跳ね飛ばされるが、なんとか地面との衝突は免れた。
サイバトロン基地内でも、何度か遭遇したシチュエーションだ。
よろついた足で立ち直す。
じりじりと痛む額に手を押しあて悶えつつ、誰に当ってしまったのかを確認しようとした。
それよりさきに、声が耳に届いた。

「おいおい、大丈夫か?」

声には聴き覚えがあった。
悪い印象しか浮かばない、願わくば聞きたくはない声だった。
視線を持ち上げれば、その内面に似合わないトリコロール色の機体が見えた。
その背にはいかにもジェット機らしい翼がくっ付いている。
そして見た目だけは端正なその顔には、にやりと嫌な笑みが。
あからさまに嫌そうな顔をすると、ますますその笑みを深めた。

「夜道を女が一人歩きたァ、関心しないぜ。
まァ、この俺様と二人っきりで会うために場を整えてくれたってんなら、話は別だが」

スタースクリームだ、
こんなことならやっぱり誰か一緒に来てもらえばよかった、と今更思う。
とりあえず人を呼ぼうと通信機に手を伸ばすも、そこで空を掴んだ。
……無い。
くすくすとスタースクリームの笑いが耳をくすぐる。
彼の手には、通信機が握られていた。

「か、返して」
「誰が返すか。せっかくの甘い時間に邪魔が入っちゃ困る。だろ?」

パキっと内側に通信機はへこみ、ビッと火花を散らした。
一瞬にして無残にも鉄くずへと姿を変えた通信機を、スタースクリームはぽいと後ろに放り投げた。




口調がわかんなくなってきたのと、続け難いのと。
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